fly with the wind>ハウスフライ


fly with the wind
osamu 's RC flight

ハウスフライ
HouseFly

HouseFly

モデル名 ハウスフライ
製造会社

ルームフライト 

構  造

バルサ組マイラーフィルム貼り主尾翼
カーボンパイプ胴

操縦系統

ラダー/エレベーター/モーター

翼  幅 (mm)

約415

翼面積  (dm2)

4.2

翼  型

GM-15

飛行重量 (g)

17 ±0.25

RC装置 RFFS-100FM3チャンネル受信器(BEC、モーターコントロール機能付き)
マグネット・アクチュエーター(ラダー、エレベーター)
動力
2段ギアDCモーター、6インチプロペラ
145 mAh 3.6Vリチウムポリマーバッテリー

 マイクロRCプレーン。主尾翼は1.6mmバルサとバルサリブで組み立て、薄いマイラーフィルムを貼ります。しわが残っていますが、説明書には「フィルムをピンと張りたいという誘惑に負けないように。フレームが歪んでしまう」と書いてあったので、敢えてシワを残しました。胴体はカーボンパイプで、主尾翼を取り付けるバーツ、およびコントロールホーンはレーザーカットされた軽量の合板で用意されており、組み立ては容易です。リンケージロッドは0.5mm径カーボンパイプで、両端にはすでにリンケージ部品が取り付けられていますので、リンケージも容易です。

 この機体に搭載しているアクチュエーターはニュートラルがありません。このため、ラダーとエレベーターはフィルム・ヒンジでニュートラルを決めます。送信機から動作信号が送られると、アクチュエーターはプロポーショナルに動作します。スピードは通常のサーボ並に速いのですが、トルクは非常に弱いものです。スティックをもどすと、舵はヒンジの弾性によってニュートラルにもどります。ラダーのニュートラルのもどりが弱いのでヒンジを2重に張ったところ、今度はアクチュエーターが負けてしまって舵が動かなくなりました。この部分の調整がシビアです。

 やはりこのタイプの機体は飛行速度が遅いためか操縦感覚や舵の反応が通常のラジコン機と違い、スムースに飛ばせるようになるには時間がかかりそうです。数回飛行してだいぶ慣れましたが、筆者はずっとグライダーばかり飛ばしてきたためスロットルコントロールが下手で、パワーを調整して水平飛行を維持するのが難しいです(この機体、パワーは十分で、フルスロットルではあっという間に上昇してしまいます)。

 適切にコントロールすれば直径3〜4mで目の前を旋回させることができ、近所の児童公園でも飛ばせるのはなんといっても大きなメリットです。設計者ラリー・パーク氏は、17フィート(約5.1m)四方のリビングルームでフィギュア8ができると書いています。(2005.1.6)


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